2011/5/15 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝1600m
左回り - 良
見込み
さらにBコースでは内枠が強い傾向。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | X | ワイルドラズベリー | 牝4 | 55.0 | 池添 謙一 | 差 |
1 | 02 | ▲ | アニメイトバイオ | 牝4 | 55.0 | 後藤 浩輝 | 差 |
2 | 03 | グランプリエンゼル | 牝5 | 55.0 | ウィリアムズ | 追 | |
2 | 04 | X | レディアルバローザ | 牝4 | 55.0 | 福永 祐一 | 先 |
3 | 05 | アンシェルブルー | 牝4 | 55.0 | 田中 勝春 | 先 | |
3 | 06 | △ | オウケンサクラ | 牝4 | 55.0 | 北村 宏司 | 先 |
4 | 07 | ブロードストリート | 牝5 | 55.0 | 藤田 伸二 | 差 | |
4 | 08 | カウアイレーン | 牝5 | 55.0 | 横山 典弘 | 差 | |
5 | 09 | ショウリュウムーン | 牝4 | 55.0 | 浜中 俊 | 差 | |
5 | 10 | コスモネモシン | 牝4 | 55.0 | 松岡 正海 | 差 | |
6 | 11 | エーシンリターンズ | 牝4 | 55.0 | 三浦 皇成 | 先 | |
6 | 12 | スプリングサンダー | 牝4 | 55.0 | 四位 洋文 | 差 | |
7 | 13 | ◎ | ブエナビスタ | 牝5 | 55.0 | 岩田 康誠 | 差 |
7 | 14 | ディアアレトゥーサ | 牝4 | 55.0 | 吉田 豊 | 差 | |
8 | 15 | アプリコットフィズ | 牝4 | 55.0 | 武 豊 | 先 | |
8 | 16 | ○ | アパパネ | 牝4 | 55.0 | 蛯名 正義 | 差 |
8 | 17 | ブラボーデイジー | 牝6 | 55.0 | 北村 友一 | 逃 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
これといってハナを切る馬もなく、遅めのミドルペース。波乱があれば、先行馬の前残り。 |
信頼度
C 頭不動 |
別格ブエナビスタにアパパネが挑む。 他馬につけいる隙はなさそうだが、波乱の伴うレースだけに…。 |
予想本文
古馬牝馬のためのヴィクトリアマイル。だが、このレースほど難しいものもない。
ウォッカ、ブエナビスタなど牝馬同士のレースに出るのが反則なレベルの大本命が出てきながら、どうにもすんなりと決まらない。その原因は、スローペース。東京1600m Bコースは内枠の先行馬が比較的残る。事実このレースは内枠先行馬が波乱を起こしている。
今年もブエナビスタ、アパパネとずば抜けた実績2頭が参戦。また、両馬とも差し脚自慢だけに、前残りの波乱がないともいえない。しかし、だからといって、この2頭を除いての勝負はナンセンスで、堅めどころを絞るのか、あるいはヒモ波乱を期待して手広くいくのかの馬券的戦略の選択が要求される。
ローテーション的に最適ではあるのだろうが、ブエナビスタには随分分の悪いレース選択だ。
ドバイでは見せ場ない大敗だったが、流れが向かなかったことは事実。
現役最強馬は牝馬同士のレースで負けるわけにはいかない。ここは勝って当然で、負けは決して許されぬ。しかし、得てしてこういう一本かぶりではなかなか勝てないのが競馬。
昨年も同様の形でひやひやものの勝利。そして過去ではウォッカが2年目は圧勝したものの、取りこぼしたこともあった。
今年も流れはゆったり目で先行馬が残りそうな情勢。もちろん絶対視できない。
が、それでもそのような展開も消し飛ばす地力で圧倒してほしい。
とにかく、ひと叩き後のアパパネはきっちりと結果を出してくる。前走も4着ではあったがスローペースで前残りの中、猛然と33.2の末脚で追い詰めた。現4歳勢はここにきて今ひとつ勢いを感じないが、さすがに世代代表のこの馬は別格か。
オークス馬ではあるが、本来はマイルから2000mくらいが向きそう。
ただ、マイル戦だと流れ的に後方からのレースになる。やはり怖いのは前残り。
大外枠も有利とはいえず、こちらも不安要素を抱えてはいるが、このメンバーなら、やはり2番手評価となろう。
休養明けを承知でアニメイトバイオ。鉄砲実績があるとはいえ半年以上のぶっつけは当然大きなマイナス要因。しかし、正直、上記2頭以外はどうにも横一線の感は否めない。さらに4歳勢が中心となるが、いずれも年明け後パッとしない。ならば、やはり地力的にこの馬にスポットがあたる。連続連対中の1枠であることも縁起がいい。
ただ、昨年のように末脚だけに委ねる競馬では、今回は苦しいかもしれない。
そのあたりは鞍上の手腕に頼るか。無論、馬体重を含めた当日の気配も要チェック。
昨秋の天皇賞・秋ではあっと驚く4着入線を果たしたオウケンサクラ。
今回も内枠先行脚質が有利な展開が予想され、一発ムードが漂う。
奇しくも同じ東京コース。
ただ、今回はマイル戦であるため、いくらゆったりとはいえ、それなりに早い流れになるので、そのあたりは未知数。
レディアルバローザは前走の中山牝馬Sで一躍注目の存在になった。予想以上に早い流れになったこともあるが、直線ではただ1頭次元の違う脚で一気に2馬身ちぎり捨てた。
ある程度前で競馬できる脚質を持ち、またうまく内枠を引き当てた事で、人気でも警戒が必要な主力馬として位置づける必要がありそう。
休養明けではあったが、前走では1番人気の期待を裏切る結果となったワイルドラズベリーもまだ見限れぬ。末脚が身上のタイプなので、流れが速い展開頼みの面があるが、東京コースはレースがしやすいだろう。
上記以外では、本来ならショウリュウムーン、エイシンリターンズ、アプリコットフィズあたりまでも含めたいが、今回は少し手が回らない。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
1着ながし: 13 →16,02,06,04,01 (20点) |
冒頭で述べたように絶対的本命のブエナビスタだが、不穏要素は十分ある。たが、この本命馬を外しての勝負は少額のお遊びでなければ、リスクが高すぎる。 ここは3連単 ブエナビスタの1着ながしで勝負。アパパネが絡むとオッズは期待できないが、そのへんは金額調整したい。 |