第34回 マイルCS 予想

2017/11/19 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブラックムーン 牡5 57.0 アッゼニ
1 02   アメリカズカップ 牡3 56.0 松山弘平
2 03   ヤングマンパワー 牡5 57.0 石橋脩
2 04   サングレーザー 牡3 56.0 福永祐一
3 05 サトノアラジン 牡6 57.0 川田将雅
3 06   ダノンメジャー 牡5 57.0 北村友一
4 07 レッドファルクス 牡6 57.0 C.デムーロ
4 08   マルターズアポジー 牡5 57.0 武士沢友
5 09   レーヌミノル 牝3 54.0 和田竜二
5 10   クルーガー 牡5 57.0 シュタル
6 11 エアスピネル 牡4 57.0 ムーア
6 12 イスラボニータ 牡6 57.0 ルメール
7 13 グランシルク 牡5 57.0 田辺裕信
7 14   ガリバルディ 牡6 57.0 岩田康誠
7 15   ムーンクレスト 牡5 57.0 藤岡佑介
8 16 ウインガニオン 牡5 57.0 津村明秀
8 17   ジョーストリクトリ 牡3 56.0 武豊
8 18 ペルシアンナイト 牡3 56.0 M.デムーロ

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
G1らしく、ある程度は流れそう。京都外回りを考えれば、やはり差し馬に利。
信頼度
C
混戦
現マイル戦線には、王者がいない現状。各馬、展開一つ。
予想本文 

~ 不良馬場を超えて ~
 初秋に襲った台風の影響で、このレースのトライアル戦は不良馬場でのレースが多かった。良馬場に変わって前走大敗からの巻き返しや、逆に好走の反動もあるだろう。加えて3歳馬も大挙して参戦。一筋縄ではいかない雰囲気が漂う。

 イスラボニータはどうにもスパッと勝てないが、一叩きで上積み見込めるここは勝負どころ。フジキセキ産駒らしい息の長い活躍には頭が下がる。乗り慣れた鞍上で、この相手なら主役を張ってほしいところ。京都コースは3着以下なしの実績に頼りたい。

 個人的には現役ベストマイラーはこの馬ではないかと思っているエアスピネル。菊花賞3着の実績があるが、気性的に現状はマイルがベストだろう。前走は完勝といえる内容で、京都コースに不安もない。鞍上に何ら不満はないが、やはり乗り替わりは気がかりな材料で、その分、本命は譲った形。

 このレースにおいて、3歳馬はデータ的にかなり分が悪い。しかし、ペルシアンナイトはG1で鬼の強さを誇る名手が鞍上。このジレンマをどう捉えるかだが、馬自身も非常に能力が高く、一叩き後、状態も上向き。前走にて敗れた相手にもそう臆する必要はない。

 サトノアラジンの前走は明らかに馬場であることは明白。当然、良馬場で巻き返し必至も、過去このレースは2戦不発。末一気のタイプではこのレースは難しいのかもしれない。上位ランクの地力に期待。

 4連勝でスワンS勝利した上り馬、サングレーザーも面白い存在。位置取りがやや後すぎる嫌いはあるが、ペースはある程度早くなる見込みで、自慢の末脚が活かせる展開が見込めそう。

 スプリンターズS覇者、レッドファルクスも引き続き。マイルも十分こなす下地があるが、やはりこの馬も直一気型。京都外回りでもその点はやはり不安。

 グランシルクは前走大敗も、あれが本来の姿ではない。叩いて状態はグンと上昇。馬場回復で末脚復活にも期待できる

 穴では休養明けでもウインガニオンはどうか。比較的差しが有利なこのレースだが、昨年のように前が残る展開なら出番はあるはず。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=13
→16,02,18,10,11,17
(36点)

05=16
→13,02,18,10,11,17
(36点)

富士Sの1,2着のエアスピネルとイスラボニータをそのまま主軸とする。上積みをみこんで、イスラボニータの方を本命視する。前走は不良馬場であったことは事実だが、この2頭は現状マイル戦では安定有力株。すんなりとこの2頭で決まるほど甘くはないだろうが、どちらも大敗するような姿も見せないだろう。ここに割って入るなら、やはり3歳馬でも、大外枠でもミルコ。イスラを軸に3連単2頭軸マルチで勝負。
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