第78回 皐月賞 予想

2018/4/15 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   タイムフライヤー 牡3 57.0 内田 博幸
1 02 ワグネリアン 牡3 57.0 福永 祐一
2 03 ジャンダルム 牡3 57.0 武 豊
2 04   スリーヘリオス 牡3 57.0 柴田 善臣
3 05 キタノコマンドール 牡3 57.0 M.デムーロ
3 06   アイトーン 牡3 57.0 国分 恭介
4 07 エポカドーロ 牡3 57.0 戸崎 圭太
4 08   ケイティクレバー 牡3 57.0 浜中 俊
5 09 オウケンムーン 牡3 57.0 北村 宏司
5 10 ジェネラーレウーノ 牡3 57.0 田辺 裕信
6 11   マイネルファンロン 牡3 57.0 柴田 大知
6 12 グレイル 牡3 57.0 岩田 康誠
7 13   ダブルシャープ 牡3 57.0 和田 竜二
7 14   サンリヴァル 牡3 57.0 藤岡 佑介
8 15 ステルヴィオ 牡3 57.0 C.ルメール
8 16   ジュンヴァルロ 牡3 57.0 大野 拓弥

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
M
ミドル
逃げに近い先行脚質タイプが揃った。必然ペースは早め。後は馬場悪化がどこまでか。
信頼度
C
群雄割拠
大本命馬の離脱で、混戦模様。ただ、決して低レベルのそれではなく、高い次元での争いが期待できそう。
予想本文 

~ 主役不在? ~
 この世代において圧倒的な存在だったダノンプレミアムが回避。一転このレースは風雲急を告げ、混戦模様となった。2歳王者はダービーには出走してくる模様。ここはその挑戦権を得る戦いとなりそう。

 本命はダノンプレミアム以外には不敗のステルヴィオ。桜花賞馬アーモンドアイと同じく、新鋭種牡馬ロードカナロア産駒で、早くから注目されていた。後方からの切れる末脚には目を見張るものがあり、馬群を割る根性もある。前残りが怖い中山内回りも、前走のようにある程度前にもつけることができるなら、死角は少ない。このメンバーなら負けられぬところ。

 相手に迷うところがあったが、素直にワグネリアンを抜擢。正直、まだ幼さが残り、エンジンのかかりも遅いタイプで、中山内回りは不向きではないかと見ていたが、前走の弥生賞ではそれなりに形をつくった。久々の前走を叩いての上積みに加え、前走よりは早いペースが見込まれる今回、信頼しても良さそうだ。

 1戦ごとに大きな成長をみせるオウケンムーン。目立つ勝ちっぷりではないが、その内容はなかなか秀逸。鞍上のサインにすっと応え、しっかりと伸びる大人びたレースぶり。共同通信杯組はこのレースへの相性もよく。ローテーションは申し分ない。未対戦の相手が多いが、力量の差はないと思える。

 阪神だけでの2戦で、キャリアの浅さは否めぬが、キタノコマンドールが見せた末脚は凄みを感じた。初の遠征と、ペースが上がって同じ脚が使えるかが鍵となるが、ここで一気にのし上がる雰囲気は十分。

 ここ2戦、勝利に遠ざかっているジャンダルム。しかし距離不安が囁かれる中、2000mで安定した末脚を繰り出しており、この舞台でも気後れはない。突き抜けた力は一歩譲る感があるが、確実に上位に食い込むだろう確実性がある。連下候補には是非加えておきたい。

 休養明けぶっつけとなるが、ジェネラーレウーノは未知の魅力がある。基本的に今回は先行馬は不利とみているが、他に行きたい馬に行かせて控えることが出来れば十分勝負になる。

 同様にオルフェーブル産駒、エポカドーロも怖い存在。条件上がりでいきなりの重賞2着。しかも相手勝ち馬はステルヴィオとのハナ差。後続がもたつけば、そのまま押し切りも。

 前走の敗戦で評価は落としたグレイル。それでもそれなりの脚は使っており、馬場悪化を味方につければ立て直しも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=03
→09,05,03,10,07,12
(36点)
 ダノンプレミアム不在の混戦とはいえ、ステルヴィオの本命は比較的すんなり決めることができたが、対抗格にはやや頭を抱えた。気性的に難のあるワグネリアンは怖さもあるが、やはり地力は高いとみて、使った効果に期待したい。馬券は3連単2頭軸マルチが基本線も金額は変えたいところ。ヒモ候補には全体的には差し馬を中心とした。
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