第59回 宝塚記念 予想

2018/6/24 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2200m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ステファノス 牡7 58.0 岩田
1 02 ノーブルマーズ 牡5 58.0 高倉
2 03 サトノダイヤモンド 牡5 58.0 ルメール
2 04   ミッキーロケット 牡5 58.0 和田
3 05 ストロングタイタン 牡5 58.0 川田
3 06   アルバート 牡7 58.0 藤岡康
4 07 パフォーマプロミス 牡6 58.0 戸崎圭
4 08 ダンビュライト 牡4 58.0 武豊
5 09   サトノクラウン 牡6 58.0 石橋脩
5 10 ヴィブロス 牝5 56.0 福永
6 11   サイモンラムセス 牡8 58.0 小牧
6 12   タツゴウゲキ 牡6 58.0 秋山
7 13 ワーザー セ7 58.0 ボウマン
7 14   スマートレイアー 牝8 56.0 松山
8 15   ゼーヴィント 牡5 58.0 池添
8 16 キセキ 牡4 58.0 Mデムーロ

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
例年の傾向を踏まえても、スローペース濃厚。前日の雨で馬場は重く、直線短い内回り。先行有利。
信頼度
D
混戦
負けてきた馬同士の対戦。確たる軸馬見当たらない混戦模様。
予想本文 

~ 1、5、7位 ~
 ファン投票によるグランプリである宝塚記念だが、夏場に開催されることもあってか、例年、寂しい構成。今年は人気投票上位、10頭のうち、1位 サトノダイヤモンド、5位 サトノクラウン、7位 キセキの3頭のみ。人気投票結果だけでいえば、サトノダイヤモンドが断トツではあるが、果たして…。

 香港で一頓挫の後、期待された国内復帰戦となる日経賞を惨敗し、冷水を浴びせられたキセキ。ただ、あれはスローを嫌って、かかったのか、3コーナーから大まくりをして潰れた形で、まともな競馬とはいえなかった。その後じっくり立て直し、ようやく挑む重要な一戦。まだ仕上がり途上であることと、大外枠は少々気になるところではあるが、ここで無様な競馬をみせれば先はない。

 いまいち調子の出ないメンバーの中、好調なのがパフォーマプロミス。休養明けの前走、目黒記念も無難にまとめ、満を持してのG1の舞台。パワー型で水を含んだ阪神も合うだろうし、相手は強いといっても十分、つけ入る隙がある情勢。スローで先行有利な点も後押し。

 正直、今回の日本馬メンバーは手薄。ならば、香港のG1 4勝馬ワーザーは要注目馬。さすがに年齢的にも、勢いには陰りがみられるが、休み明けをしっかり叩いて、3着以下なしの主戦騎手を配して万全の体制。雨の影響で力のいる馬場になれば、よりチャンスも増す。

 こちらも4歳時の華々しい活躍から、どうにもパッとしてこないサトノダイヤモンド。凱旋門賞挑戦があったとはいえ、もう1年以上も勝利からは遠のいている。それでもファンはこの馬を1位に選んだということは、それだけ復活を望まれているということ。主戦騎手に戻って今一度復活の狼煙を上げたい。

 4歳時の堅実なレースぶりからその実力は高いダンビュライト。もう一皮むけるにはやはりG1タイトルは欲しい。このメンバーならそのチャンスは十分。力のいる阪神、それも内回りで先行有利ならば、上位争いはできるはず。

 前走の勝ちっぷりがよく、この時期に強いストロングタイタン。格上相手でもその勢いに一票を投じたい。

 穴っぽいところでノーブルマーズ。こちらも人気薄での連続2着で勢いがある。積極的なレースを心がけたい。

 遠征帰りではあるが、やはりヴィブロスの突っ込みは怖い。牝馬とはいえ、その実績はここでは上位で侮れない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

16=07
→13,03,08,05,02,10
(36点)

16=13
→07,03,08,05,02,10
(36点)

馬券的にはつまらないが、至って普通の順位付け。牝馬のレッドリヴェールはともかく、基本的には別路線組よりも皐月賞組を信頼。ただ、皐月賞とダービーはそのレース形態は異質。大敗組の巻き返しにも警戒が必要。馬券は3連単 2頭軸マルチながし。本命はトゥザワールドで譲らぬが、対抗格にはやや迷いも。イスラボニータだけでなく、レッドリヴェールからのながしも持っておきたい。当然ながら配当はあまり期待できないが、そういうレースでもないだろう。
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