第43回 エリザベス女王 予想

2018/11/11 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ハッピーユニバンス 牝6 56.0 松若 風馬
1 02 フロンテアクイーン 牝5 56.0 蛯名 正義
2 03   レイホーロマンス 牝5 56.0 福永 祐一
2 04   プリメラアスール 牝6 56.0 幸 英明
3 05 レッドジェノヴァ 牝4 56.0 池添 謙一
3 06   アドマイヤリード 牝5 56.0 藤岡 康太
4 07 モズカッチャン 牝4 56.0 M.デムーロ
4 08 カンタービレ 牝3 54.0 C.デムーロ
5 09   クロコスミア 牝5 56.0 岩田 康誠
5 10   ヴァフラーム 牝6 56.0 川又 賢治
6 11 スマートレイアー 牝8 56.0 武 豊
6 12 リスグラシュー 牝4 56.0 J.モレイラ
7 13 ノームコア 牝3 54.0 C.ルメール
7 14   ワンブレスアウェイ 牝5 56.0 津村 明秀
8 15   エテルナミノル 牝5 56.0 四位 洋文
8 16 コルコバード 牝5 56.0 浜中 俊
8 17   ミスパンテール 牝4 56.0 横山 典弘

*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり

予想ペース
S
スロー
それなりに先行馬は揃うものの、例年の傾向からはスローの瞬発力勝負が濃厚。
信頼度
D
混戦
古馬、3歳馬の入り交じる牝馬限定戦。そえ以上にメンバー的にも横一線で、混戦模様。
予想本文 

~ 女王不在 ~
 3冠制したアーモンドアイはここには目もくれず、あっさりとジャパンカップへと駒を進めた。女王の名を冠するこのレースへの魅力が半減してしまったが、その反面混戦模様で馬券的には面白くなった。

 リスグラシューを本命抜擢する。昨年このレースでは大敗を喫しているが、昨年はこの馬の流れではなかった。マイラーイメージが強い同馬だが、気性面での影響が大きく、決してマイラーではない。大人になった今なら、2200mは十分守備範囲。G1未勝利であることが不思議なほどの世代代表馬。このメンバーで、魅力的な鞍上も得た今なら、今度こそ初戴冠のチャンス。

 ローズSを勝ち、秋華賞でもその地力の高さを証明したカンタービレ。アーモンドアイが不在のここでは3歳馬代表格。王道ローテで期待度はかなり高い。おそらくスローで流れるこのレース。ディープ産駒のこの馬にはお誂え向きの流れ。あとは距離がこなせるかどうかがポイントか。

 紫苑S快勝後、秋華賞は回避した3歳馬ノームコア。この馬にとってはそれが正解だったのかもと思わせる現在の仕上がりの良さ。先行して早い脚が使え、強力な鞍上も得た。遠征の影響さえなければ…の条件はつくが、その点がクリアできれば好勝負できるはず。

 前走、京都大賞典でサトノダイヤモンドも追い詰め、大いにアピールしたレッドジェノヴァ。牝馬同士のここなら胸を張れる存在。前走は少々うまく行き過ぎた感もあるため、少し評価を下げたものの、その先行力は魅力的。

 昨年の覇者モズカッチャン。熱発明けの状態がそれほど悪いとは思えないが、叩き良化型ゆえに間が空いたことは気にかかる。陣営のトーンももう一つで今回はこのあたりの評価が妥当か。

 重賞戦線でも好走をみせ、相手なりに走りそうなフロンテアクイーン。意外に距離にも適性がありそうだ。

 外枠ながらコルコバードも気になるところ。一気の相手強化でもそれほど侮れる存在ではない。

 年齢的にも厳しいか…と思いつつもこのメンバーならとも思わせるスマートレイアーにも注意を払いたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=08
→13,05,07,02,16,11
(36点)

12=13
→08,05,07,02,16,11
(36点)

なかなか実力比較の難しいメンバー構成ではあるが、このメンバーならリスグラシューが最上位の力を持つと信じての本命。昨年大敗の上、距離実績がないだけに不安がないわけではないが、今の精神面での成長を信用したい。相手も難しいところだが、3歳馬がからむとみて、カンタービレ、ノームコアを相手に3連単2頭軸マルチで勝負したい。
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