2022/5/22 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ウォーターナビレラ | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 先 | |
1 | 02 | スタニングローズ | 牝3 | 55.0 | 替レーン | 先 | |
2 | 03 | ☆ | アートハウス | 牝3 | 55.0 | 川田 | 先 |
2 | 04 | △ | ルージュエヴァイユ | 牝3 | 55.0 | 替池添 | 差 |
3 | 05 | サウンドビバーチェ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 | 先 | |
3 | 06 | ▲ | サークルオブライフ | 牝3 | 55.0 | Mデムーロ | 差 |
4 | 07 | ホウオウバニラ | 牝3 | 55.0 | 替横山典 | 差 | |
4 | 08 | ☆ | ナミュール | 牝3 | 55.0 | 横山武 | 差 |
5 | 09 | △ | エリカヴィータ | 牝3 | 55.0 | 替福永 | 先 |
5 | 10 | ラブパイロー | 牝3 | 55.0 | 野中 | 逃 | |
6 | 11 | ベルクレスタ | 牝3 | 55.0 | 吉田隼 | 追 | |
6 | 12 | ライラック | 牝3 | 55.0 | 替横山和 | 差 | |
7 | 13 | ☆ | パーソナルハイ | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | 逃 |
7 | 14 | シーグラス | 牝3 | 55.0 | 替松岡 | 差 | |
7 | 15 | ピンハイ | 牝3 | 55.0 | 高倉 | 差 | |
8 | 16 | ○ | プレサージュリフト | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭 | 追 |
8 | 17 | ニシノラブウインク | 牝3 | 55.0 | 三浦 | 差 | |
8 | 18 | ◎ | スターズオンアース | 牝3 | 55.0 | 替ルメール | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
逃げて結果を出した13と10が引く。それなりに流れる展開で、逃げ切りは厳しく、先行馬も相当の貯金が必要。 |
信頼度
D 混戦 |
抜けた馬がいない上、大きな舞台替わりで、一筋縄には行かなさそう。どの馬にもチャンスがある。 |
予想本文
~ 1番人気の行方 ~
平地G1で1番人気が9連敗しており、今年はまだ1頭も勝利できておらず、いよいよ深刻な事態になってきた。一方で、このオークスに限っては、昨年こそ、ソダシが大敗したものの、1番人気馬は過去10年で5勝2着2回で連対率は7割もある。果たして負の連鎖は続くのか、混戦のメンバー構成がさらに迷いを生じさせる。
桜花賞で述べたとおり、スターズオンアースはオークス向きと判断していたのだが、なんと桜花賞を勝利。ならば、ここは絶対視!と思っていたところが、まさかの大外枠を引く不運。このところの1番人気馬の不振には、この大外枠も多分に影響しており、ここもとてつもなく不安に襲われる。ただ、ここまで6戦3着以下なしの安定感は軸馬としては信頼できるものだし、血統的にも東京2400mは申し子レベル。外枠が影響してか、桜花賞馬としては案外人気的旨味もあり、鞍上の手腕に託し、大外克服はあると見る。
とにかく出遅れだけは!のプレサージュリフトを思い切って対抗格に抜擢。桜花賞では致命的な出遅れで競馬にならなかった。2戦負けなし、それも本命スターズオンアースの差し切り勝ちもある東京の舞台で再度見直し。しかし、直線長く、追い込みでも勝負できる舞台設定でも、G1はそう甘くはない。やはりスタートはなんとか決めてほしい。逆にそれが叶えば、桜花賞からの大逆転は十分狙えるはず。
桜花賞では外枠に泣いた2歳女王サークルオブライフ。最後は見せた猛追、メンバー最速の33.3の上がりタイムは東京コースでは大きな武器。エピファネイア産駒で距離が長いということもないだろうし、おそらくの一番人気にも納得。現状、さしたる欠点も見当たらない有力馬だが、今回は横一線のメンバーゆえ、逆にその人気を嫌って少し評価を下げた。とはいえ、前走と同じ脚を使われれば、やはり上位入線は濃厚。
スタニングローズとともにキングカメハメハ最後の産駒となるエリカヴィータ。桜花賞組との力関係は未知数だが、前走のレースぶりはなかなか好感の持てる内容だった。3ヶ月ぶりの実戦ながら、東京の2000mにおいて、やや窮屈な場面からしっかり伸びてきた。血統的に長い距離に不安があったが、この内容なら十分やれそうだ。
同じくフローラS組からはルージュエヴァイユも。前走は5着と敗れはしたが、ごちゃつきを抜けてからの末脚はさすがと唸らせるもの。ここ3戦、すべて最速の上がり時計で、この切れ味はやはり東京コースでは恐い。まだ本格化は先のようにも思えるが、決め手という点では、このメンバーでも現時点で見劣りはなく、一発を狙える資格は十分。
桜花賞馬を捨てたジョッキーが選んだアートハウス。今回の乗り替わりには様々な理由があり、一概に能力で選んだ訳ではないが、それでも相応の素質は見込んでのことではあろう。このレースと相性のよい、忘れな草賞組でもあり、纏う雰囲気は大物感にあふれる。時計的には今ひとつ物足らないため、この評価に留めたが、どこまでやれるかは楽しみ。
前走桜花賞で本命にしたナミュールはまさかの大敗を喫してしまった。さらに距離が伸びる今回はますます厳しくなるが、それでも東京コースなら、まだ見限れぬ。末は確実なタイプだけにペースが早まれば一閃を描く可能性も。
今回、逃げ馬は苦しいとみているものの、楽逃げされると怖いのがパーソナルハイ。東京コースでの2戦は、今回の有力馬相手にいずれも2着に粘っており、侮れないディープ産駒。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連複 軸1頭ながし: 18 →16,06,09,04,03,08,13 (35点) |
とにかく桜花賞が僅差の大接戦だっただけに、各馬横一線。素直に桜花賞馬を信用するには危険が伴うが、勝ち負けに関わらず、オークスではこの馬と思っていただけに、ここは心中したい。ただ、軸は決めても、他馬の取捨が本当に難しく総流しをしたいほど。馬券的には非常に難しく、当日の馬体重や気配でも変わりそうだが、現時点ではスターズオンアースを軸に3連複ながし馬券を推奨としておく。 |