2011/12/08 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
- 11R
阪神 A - 芝1600m
外・右回り - 良
見込み
奇をてらわない限り、地力決着しやすい。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | × | アンチュラス | 牝2 | 54.0 | 川田 将雅 | 先 |
1 | 02 | エイシンキンチェム | 牝2 | 54.0 | 和田 竜二 | 差 | |
2 | 03 | アラフネ | 牝2 | 54.0 | 吉田 隼人 | 先 | |
2 | 04 | マイネボヌール | 牝2 | 54.0 | 酒井 学 | 差 | |
3 | 05 | × | ファインチョイス | 牝2 | 54.0 | 岩田 康誠 | 先 |
3 | 06 | スイートスズラン | 牝2 | 54.0 | 川島 信二 | 先 | |
4 | 07 | レディーメグネイト | 牝2 | 54.0 | 飯田 祐史 | 逃 | |
4 | 08 | ▲ | イチオクノホシ | 牝2 | 54.0 | デムーロ | 追 |
5 | 09 | ナオミノユメ | 牝2 | 54.0 | 北村 友一 | 差 | |
5 | 10 | △ | アナスタシアブルー | 牝2 | 54.0 | 藤岡 康太 | 差 |
6 | 11 | ○ | アイムユアーズ | 牝2 | 54.0 | メンディザ | 差 |
6 | 12 | ◎ | ラシンティランテ | 牝2 | 54.0 | 藤岡 佑介 | 差 |
7 | 13 | ジョワドヴィーヴル | 牝2 | 54.0 | 福永 祐一 | 差 | |
7 | 14 | プレノタート | 牝2 | 54.0 | 佐藤 哲三 | 追 | |
7 | 15 | △ | トーセンベニザクラ | 牝2 | 54.0 | 藤田 伸二 | 差 |
8 | 16 | × | エピセアローム | 牝2 | 54.0 | 浜中 俊 | 先 |
8 | 17 | ガーネットチャーム | 牝2 | 54.0 | 北村 宏司 | 差 | |
8 | 18 | サウンドオブハート | 牝2 | 54.0 | 武 豊 | 差 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
2歳牝馬だけにそうレースが落ち着くとも思えない。 マイル以下の距離経験馬も多く、それなりにペースは上がりそう。 |
信頼度
D 混戦 |
軸馬不在の混戦模様。実力差もそれほどなく、展開一つ。 |
予想本文
ここのところ、例年その世代を代表する大物牝馬がこのレースから飛躍していった。
今年は地力のレベルはわからないが、これといった中心馬が不在の混戦模様。
単勝1番人気もころころとかわる有様で、迷いがうかがえる。
馬券戦略において最も重要となる軸馬がまず見つからない。非常に困った状況ではあったがラシンティランテを本命に据える。特に3連単馬券を購入するにあたっては、軸馬を見誤らない事が第一歩となるが、複勝圏内への安定感という意味でこの馬を選んだ。
2走前の札幌2歳Sでの5馬身差負けが気にならない訳ではなかったが、ひとまず牡馬と混じって1800m戦を経験できたことを評価。そして何より、前走での勝利が後押し。京都のマイル戦を中団から1分34秒の好時計で鮮やかに差しきった。それと同様のレースが出来れば当然、結果はかなり期待が持てる。複勝圏内の可能性は他馬よりも濃厚といえそう。
ファンタジーSの勝利馬はあまりこのレースに直結しないが、それでもアイムユアーズは実績的にも信頼できそう。函館2歳Sではファインチョイスに敗れたが、前走でしっかりリベンジ。その勝ちっぷりが後方からしっかり伸びてのもの。直線の長いこの舞台ではやはり確実な末脚は大きな武器になる。このレースに5頭が出走してきている中での勝利でもあり、その点についても好感がもてる。
気になったのがイチオクノホシ。いくらこのレースは差し馬が有利とはいえ、追い込み一辺倒では苦しい。この馬は追い込んでのレースが続いてはいるが、出負けした結果であるともいえる。まともにスタートを切れれば前走でみせた33秒台の末脚はやはり脅威。もっとも、その末脚も後方一気であるがゆえの賜物であるかもしれず、前に位置すれば、その分、末も鈍る可能性も否めない。
ただ、その点を考慮にいれても、鞍上デムーロ騎手で、どうにも一発ムードが漂う。
前走1番人気を裏切って敗れたアナスタシアブルーだが、最後はよく追い上げていたし、その差も1馬身差。そう悪い内容ではなかった。ここ2戦安定してよい脚を使えてるので、大崩れもなさそうなタイプだ。人気的にも手頃で旨味があり狙い目。
鞍上は藤岡康太騎手。本命をラシンティランテとしたが、兄の初G1制覇に華を添えるワンツーも見れるかも知れない。いや、それどころかさらに2勝目で差をつけてしまう可能性だって十分にありえるだろう。
やや穴っぽいところでトーセンベニザクラ。前走の赤松賞では、東京コースの荒れた直線内側をすごい脚で伸びてきた。さすがに最後はツツ一杯となり、結果的には薄氷の勝利となったが、時計的には申し分なく、非常に強い内容だったといえる。
ダイワメジャーの初年度産駒で、ここまでは好調な結果が続いている。同父のエピセアロームが人気だが、私にはこちらの方が魅力的に映る。
内の先行馬アンチュラスも無視できない。最後はアイムユアーズに差されたとはいえ、ハイペースの中、大きくバテることなくしっかりと最後まで我慢できた。
ファンタジーSの1~3着馬はほとんど地力的に差がなさそうに見えるが、この馬はその中で最も人気がない。もっと評価されてもいいように思える。
同様にファンタジーS 2着馬ファインチョイス。前述の通り、今年のファンタジーSの上位馬は一定の地力があるとみている。アイムユアーズには土をつけられたとはいえ、まだ決着はついていない。叩いてここでどこまで変わってくるか見もの。
エピセアロームは何とも大味だが、豪快さはある。戦ってきたメンバーの質は高く、逃げて圧勝したかと思えば、前走は大外をブン回しての勝利。
人気の割に休養明けとその未熟さに危うさを感じ、ここまで評価は下げたが、その地力はかなり高いものがあり、ここまでの成長ぶりによってはもちろん頭までありえそう。
他、人気どころでは、ジョワドヴィーヴルはブエナビスタを彷彿させる非凡な末脚が怖いが、前走のレースそのものは平凡。人気が無ければ一考したいところだが、いかんせんこの人気では手が出ない。サウンドオブハートもしかり。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸2頭マルチ: 12=11 →08,10,15,01,05,16 (36点) 12=08 |
正直このメンバーではこれといった軸馬不在の状況で、3連単での的中はかなり困難といえよう。かといって、ボックス馬券で勝負するのもリスクが高い。一定の割り切りが必要。点数を絞るというより、軸馬をしっかり据えることで対応したい。 3連単2頭軸マルチながしで、ラシンティランテからアイムユアーズ、イチオクノホシと相手を代えて。ヒモは手広くいきたい。 |