第8回 ヴィクトリアマイル 予想

2013/2/20 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
天気は下り坂。馬場の状態の影響は大きそう。通常は基本的に差し馬有利なコースも、先行有利となる要素も多分に含んでいる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マイネイサベル 牝5 55.0 柴田 大知
1 02   オールザットジャズ 牝5 55.0 岩田 康誠
2 03 × ジョワドヴィーヴル 牝4 55.0 川田 将雅
2 04 ハナズゴール 牝4 55.0 浜中 俊
3 05   ザッハトルテ 牝6 55.0 松山 弘平
3 06   ドナウブルー 牝5 55.0 C.ウィリアムズ
4 07   アドマイヤセプター 牝5 55.0 北村 宏司
4 08   ホエールキャプチャ 牝5 55.0 蛯名 正義
5 09   アイムユアーズ 牝4 55.0 戸崎 圭太
5 10 イチオクノホシ 牝4 55.0 C.デムーロ
6 11 ヴィルシーナ 牝4 55.0 内田 博幸
6 12   ゴールデングローブ 牝5 55.0 藤岡 康太
7 13   レインボーダリア 牝6 55.0 柴田 善臣
7 14 × アロマティコ 牝4 55.0 福永 祐一
7 15   フミノイマージン 牝7 55.0 太宰 啓介
8 16   メーデイア 牝5 55.0 横山 典弘
8 17 サウンドオブハート 牝4 55.0 池添 謙一
8 18 × エーシンメンフィス 牝5 55.0 川須 栄彦

*騎手の赤字は乗り替わり

予想ペース
SH
スローハイ

牽く馬がおらず、この距離にしては落ち着いた流れ。有力馬に差し馬が多く、波乱があれば前残りか。

信頼度
C
実力伯仲
古牝馬限定戦だけに、地力の優劣が測りにくい。前走大敗からの巻き返しにも注意。
予想本文 

 春の古牝馬No1決定戦、ヴィクトリアマイル。勝負になりそうな好メンバーが揃って例年より楽しみの多い一戦となりそう。

 ことマイル戦において、ハナズゴールこそが地力トップクラスであることは異論はないだろう。非常に小柄な馬ゆえ体質面のひ弱さがつきまとうが、その瞬発力は群を抜く。展開はもう少し速い流れが望み。やはり自慢の切れ味が削がれる重馬場と、スローペースはどうしても懸念材料として立ちはだかる。とにかく馬場の状態と、長い直線がどこまで相殺してくれるかがポイントになりそう。

 超豪華メンバーの揃った大阪杯で、休養明けながらまずまずの結果を得たヴィルシーナ。一叩きの上、万全の仕上がりで悲願のG1奪取に挑む。惜敗が多い着順が示すようにもうひとつ切れる脚がないことが欠点で、久しぶりのマイル戦には不安が残る。しかし直一気型の差し馬には展開的に信頼が置けない以上、この馬の自在性には安心感がある。なんといってもジェンティルドンナさえいなければの準3冠馬。複勝圏まで外すような大敗はあまり想像しにくい。

 1400m中心の実績であるため、1ハロンの延長が気になるイチオクノホシ。たが、切れる脚ならこちらも負けてはいない。展開的に差し込み一辺倒では難しい面があるが、確実な末を持っているので、それを鞍上がどう活かしてくるか。届かないレースが続いているが、スローペースでも33秒台の脚が使える点は心強い。

 桜花賞4着サウンドオブハートもマイルでは安定感がある。比較的前でも競馬ができるため、今回の流れは有利に働きそう。前走の阪神牝特はやや上手くいきすぎた感を嫌って少し評価を下げたが、マイルでこれだけ安定した実績を無下には出来ない。 

 2歳時の栄光から、今ひとつ波に乗りきれないジョワドヴィーヴルだが、前走では復調を伺わせるレースをみせた。もうひとつ上積みが必要にも思えるが、復権があっても驚けない。

 アロマティコも展開一つ。秋華賞3着後は自己条件を無難に勝ち上がり、挑んだ前走も差のない結果。牝馬同士なら十分戦える地力がある。

 ひと叩きのガラリ一変が怖いエーシンメンフィス。近走では脚質に幅が出てきた。穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:
04=11
→10,17,03,14,18
(30点)

 魅力的な馬が揃い、目移りするが、人気でもヴィルシーナの安定感を信頼したい。ただしやはり単の魅力はハナズゴール。
ヒモは広げても、軸はこの2頭の3連単 2頭軸マルチながしで勝負。
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