2015/10/25 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ミコラソン | 牡3 | 57.0 | 替武幸四郎 | 先 | |
1 | 02 | ◎ | サトノラーゼン | 牡3 | 57.0 | 岩田康誠 | 先 |
2 | 03 | △ | タンタアレグリア | 牡3 | 57.0 | 蛯名正義 | 差 |
2 | 04 | キタサンブラック | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 | 先 | |
3 | 05 | △ | ベルーフ | 牡3 | 57.0 | 替浜中俊 | 差 |
3 | 06 | レッドソロモン | 牡3 | 57.0 | 替武豊 | 先 | |
4 | 07 | ▲ | スティーグリッツ | 牡3 | 57.0 | 内田博幸 | 差 |
4 | 08 | ミュゼエイリアン | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 先 | |
5 | 09 | アルバートドック | 牡3 | 57.0 | 藤岡康太 | 追 | |
5 | 10 | ブライトエンブレム | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 差 | |
6 | 11 | ☆ | リアルスティール | 牡3 | 57.0 | 福永祐一 | 差 |
6 | 12 | ☆ | ワンダーアツレッタ | 牡3 | 57.0 | M.デムーロ | 先 |
7 | 13 | マサハヤドリーム | 牡3 | 57.0 | 和田竜二 | 差 | |
7 | 14 | ☆ | マッサビエル | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 差 |
7 | 15 | ジュンツバサ | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 差 | |
8 | 16 | タガノエスプレッソ | 牡3 | 57.0 | 菱田裕二 | 差 | |
8 | 17 | ○ | リアファル | 牡3 | 57.0 | ルメール | 逃 |
8 | 18 | スピリッツミノル | 牡3 | 57.0 | 替酒井学 | 逃 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
S スロー |
外に逃げ馬が揃い、スタートすぐのコーナー目がけて内へ絞る。ここでペースが上がる可能性はあるが、すぐに落ち着き全体としてはスローとなるはず。 |
信頼度
D 混戦 |
近年、再び距離適性も問われる傾向。春の実績馬にはスピードタイプが揃って不安要素あり。思わぬ伏兵台頭も。 |
予想本文
~ 無冠決戦 ~
2冠馬ドゥラメンテ不在となった3冠レース最終戦、菊花賞。「強い馬が勝つ」といわれ久しいレースだが、世代を代表するような抜けた馬がいない場合は非常に難しいレースに変貌する。さらに3000mという距離がそれに一層拍車をかけ、スタミナとスピードの要求バランスは展開次第。ひとつ言えることはスローペース必至のため、距離適性よりも、すべては折り合いが最重要となる。
本命には迷いもあったが、サトノラーゼンを抜擢。セントライト記念では1番人気に応えられず着順的には大敗。長めの距離を使われてはいるが、3000mともなるとやや不安もある。ただ、前走は着順のほどの負けではなく、挟まれる不利を無理しなかったところもみられた。一連のトライアルのレベルは高いとは言えず、これといった上がり馬もない以上、ダービー2着の実績はここでは大きな意味を持つ。何より、内枠を引き、ある程度の先行力を有している点が、軸に推す根拠となった。
外枠でなければ、本命も考えたリアファル。ダートからの転向、逃げ馬と、やや異色ではあるが芝向きであることは明らか。逃げにも特に拘るタイプではなく、先行して、かつ速い脚で上がった前走の神戸新聞杯は見事。過去傾向からは圧倒的に神戸新聞杯有利。その舞台で、必勝を期すリアルスティールを寄せ付けなかったレースぶりは注目に値する。外目の枠が気になるが、スタートスムーズにコーナー番手にさえつけれれば死角は少ない。
スティーグリッツは母系は短距離系も、父系の良さが出たのか、この距離でも安心して臨める安定した気性が売り。折り合い不安がなく長距離レースに実績。加えてある程度先行できる上、スローの上がりのレースにも対応しそう。無論、実績馬との力の差は未知数ではあるが、前走からの上積み見込める好調さで、好勝負は期待しても良さそう。
2走前の小倉記念で力強い まくりを見せたベルーフ。ただ、外を回してのレースぶりはいかにも荒っぽく、差し一手では菊花賞ではちょっと苦しいかと見ていた。しかし前走、セントライト記念では思った以上に器用な面もみせ、これなら…と思えるレースぶり。この舞台ならディープインパクト産駒より、やはりハービンジャー産駒に食指が動く。
ダービーでは振るわなかったが、ひと叩きされたタンタアレグリアも怖い。この馬も折り合いには全く不安がないタイプで大崩れは少なそう。差し馬だが、好位からの競馬もでき、距離が伸びれば伸びるほど武器が活きてくる。
ドゥラメンテは2冠をとったが、ある意味主役はリアルスティールだった。地力、実績はこの中ではひとつ抜けていると思うが、いかんせん距離不安が大きい。人気的にも今回は押さえまで。
条件馬ながら連勝の勢いが怖いワンダーアツレッタ。時計的には厳しいが、まだ底を見せていない怖さがある。
穴では、長距離自慢マッサビエルの激走。神戸新聞杯では2番人気に推された馬。叩き2走で一変してくれば、流れ次第で面白い。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単 軸2頭マルチ: 02=17 →07,05,03,11,12,14 (36点) 02=07 |
確たる軸馬も決めきれない随分難しいレースとなった。少々折り合い懸念が残るが、トータルバランスのいいサトノラーゼンを本命に据えた。春の実績馬には、血統的、あるいは気性的に不安を覚えるものも多く、以下の候補馬には長距離・スローペース耐性を重視した。相手はリアファルを筆頭に3連単マルチながし。スティーグリッツに相手を変えても面白い。 |