2022/4/3 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | スカーフェイス | 牡6 | 57.0 | 替岩田康 | 追 | |
1 | 02 | レッドジェネシス | 牡4 | 57.0 | 藤岡康 | 差 | |
2 | 03 | ヒュミドール | セ6 | 57.0 | Mデムーロ | 差 | |
2 | 04 | ◎ | ジャックドール | 牡4 | 57.0 | 藤岡佑 | 逃 |
3 | 05 | アカイイト | 牝5 | 55.0 | 幸 | 差 | |
3 | 06 | ○ | エフフォーリア | 牡4 | 57.0 | 横山武 | 先 |
4 | 07 | ☆ | ウインマリリン | 牝5 | 55.0 | 替松岡 | 先 |
4 | 08 | △ | ポタジェ | 牡5 | 57.0 | 吉田隼 | 差 |
5 | 09 | ☆ | アリーヴォ | 牡4 | 57.0 | 替武豊 | 差 |
5 | 10 | △ | ヒシイグアス | 牡6 | 57.0 | 池添 | 差 |
6 | 11 | ステラリア | 牝4 | 55.0 | 替福永 | 差 | |
6 | 12 | ショウナンバルディ | 牡6 | 57.0 | 替坂井 | 差 | |
7 | 13 | キングオブコージ | 牡6 | 57.0 | 横山典 | 差 | |
7 | 14 | ▲ | レイパパレ | 牝5 | 55.0 | 川田 | 先 |
8 | 15 | アフリカンゴールド | セ7 | 57.0 | 国分恭 | 先 | |
8 | 16 | マカヒキ | 牡9 | 57.0 | 岩田望 | 追 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MH ミドルハイ |
有力馬04の動向を巡って、ペースも変わる。極端に遅くなることは考えづらく、やや早めの平均ペースか。 |
信頼度
B 上位決着 |
上下関係が比較的明確。思わぬ波乱がおこったとしても、上位人気馬での決着が濃厚。 |
予想本文
~ 頂上挑む5連勝馬 ~
ここまでほぼ完璧の内容で、伝説ともなろう年長最強馬との戦いを制し、名実ともに現役最強馬の座を手にしたエフフォーリア。そこに、遅れてきた同世代馬、ジャックドールが挑む。決して大逃げではないが、どこかサイレンススズカを彷彿させる、逃げて逃げての5連勝。この馬の勢いが並み居る実績馬を相手にどこまで通用するのかが、注目される一戦。
エフフォーリアを前にして、ここは敢えてジャックドールの勢いに乗ってみたい。もちろん現時点での実績ではエフフォーリアにはかなわない。逃げ脚質のため、不安要素も多く、捕まれば大敗もありえる状況。前走の内容は優秀だが、激走に近い超ハイレベルな競馬、加えて使い詰めのローテも気になるところ。ただ、走る度にその内容を更新してきており、今回も1分57秒前半で回ってこれるようなら、エフフォーリアですら封じ込めるかも。父モーリスはマイル~中距離で最強クラスの名馬で、古馬になってから活躍した馬。その血が目覚めを迎える今なら、昨年のレイパパレ同様、連勝の勢いで押し切りもありえるはず。大敗リスクも敢えて承知の上で、ここは思い切って本命に据えてみる。
本年度の始動初戦、そして初コースとはいえ、4戦負けなしの得意の2000m戦。昨年の年度代表馬、エフフォーリアには、さすがに大きく逆らう気は起きない。元々が先行脚質で、展開に合わせて差す競馬もできる自在性を持つ。天皇賞・秋では早い流れを制し、タイプの異なるパワー勝負の有馬記念でも、横綱相撲で対応してみせた。現時点で欠点らしい欠点がなく、ここは負けられぬ立場。今回は強い逃げ馬がいるため、前がかりの競馬になりそうで、その分、後ろからの強襲もケアせねばならないだろう。いずれにせよ、今回のレースはこの馬が中心となることは間違いない。
昨年このレースで破竹の6連勝を飾ったレイパパレ。しかし、まさかその後、ここまで未勝利が続くとは、思いもよらなかった。うまく先手を取りながらも、がっちりマークされ、直線力尽くケースが目立つ近走。ただ、決して大崩れしているわけではなく、ワンパンチ足りないものの、それほど悲観する内容でもない。ここでも大きく負ける姿は想像できない。前走では、自身がマークする立場で挑んだが、ハイレベルなレコード決着で破れてしまい、逆にそれがゆえに勝負付けも済んでしまった感は否めない。
昨秋の天皇賞・秋では今ひとつの仕上がりとされるヒシイグアスは、続く香港Cで力のあることを再証明してみせた。阪神コースは初となるが、中距離専科の馬ゆえに期待感の方が大きい。思い切った騎乗が信条の鞍上も魅力だ。
ポタジェは重賞勝ちこそないものの、G1を含めた重賞戦線で手堅い着順を拾っている。相手なりに堅実に走るタイプのようで、持ち時計よく、阪神コースも得意。前走の金鯱賞では、鋭い差しを見せたが、本来はもう少し前での競馬が得意で、今回はまた違った競馬を見せてくれそう。
菊花賞大敗後、着々と地力強化してきた感のあるドゥラメンテ産駒のアリーヴォ。距離が長すぎた菊花賞と異なり、守備範囲のこの距離で、成長力ある血統背景からも未知の魅力に溢れている。ここで飛躍を告げる好走があっても驚けない。
前走、エリザベス女王杯でやや不可解な大敗を喫したウインマリリン。時々、大ポカをやらかしたかと思えば、一転、次走は好走してくるやっかいなタイプだが、今回も、間を開けじっくり立て直しが図られ、復調が伝えられている。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 04=06 →14,10,08,09,07 (30点) |
全体構図としては、再始動を図る現役最強馬に、金鯱賞組が挑むという図式。エフフォーリアはまず安泰とみるが、それを抑え込むジャックドールを見てみたいし、その余地もあると見る。問題は阪神の坂と、エフフォーリアの出方。早めに来られると苦しいかもしれない。馬券はジャックドールの頭固定を本線に、エフフォーリアとの3連単マルチながしで勝負。 |