2010/5/22 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
- 11R
東京 B - 芝2400m
左回り - 良
見込み
ほとんど枠順、脚質の有利不利はないとはいえ、内枠先行馬には要注意。
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | ▲ | ハブルバブル | 牝3 | 55.0 | ウィリアムズ | 先 |
1 | 02 | X | メデタシ | 牝3 | 55.0 | 浜中 俊 | 差 |
2 | 03 | バウンシーチューン | 牝3 | 55.0 | 三浦 皇成 | 差 | |
2 | 04 | △ | エリンコート | 牝3 | 55.0 | 後藤 浩輝 | 差 |
3 | 05 | カルマート | 牝3 | 55.0 | 吉田 豊 | 差 | |
3 | 06 | サイレントソニック | 牝3 | 55.0 | 田中 勝春 | 追 | |
4 | 07 | ライステラス | 牝3 | 55.0 | 丸田 恭介 | 先 | |
4 | 08 | マイネソルシエール | 牝3 | 55.0 | 柴田 大知 | 差 | |
5 | 09 | ◎ | マルセリーナ | 牝3 | 55.0 | 安藤 勝己 | 差 |
5 | 10 | デルマドゥルガー | 牝3 | 55.0 | ピンナ | 差 | |
6 | 11 | アカンサス | 牝3 | 55.0 | 北村 宏司 | 差 | |
6 | 12 | ○ | ホエールキャプチャ | 牝3 | 55.0 | 池添 謙一 | 差 |
7 | 13 | シシリアンブリーズ | 牝3 | 55.0 | 藤岡 佑介 | 逃 | |
7 | 14 | スピードリッパー | 牝3 | 55.0 | 蛯名 正義 | 差 | |
7 | 15 | ハッピーグラス | 牝3 | 55.0 | 松田 大作 | 先 | |
8 | 16 | X | グルヴェイグ | 牝3 | 55.0 | 四位 洋文 | 差 |
8 | 17 | X | マイネイサベル | 牝3 | 55.0 | 松岡 正海 | 差 |
8 | 18 | ピュアブリーゼ | 牝3 | 55.0 | 柴田 善臣 | 先 |
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
S スロー |
距離に自身の持てないメンバーがちらほら。 差しタイプのマイラーが望むスローペース。 |
信頼度
C 軸安定 |
ひとまず桜花賞と変わらぬ勢力図。 2強地力優位も距離延長も考慮すべきか。 |
予想本文
桜花賞では差し馬有利の流れになったとはいえ、上位入選馬の地力上位は顕著に思えた。
桜花賞3着馬、トレンドハンターの骨折引退は非常に残念だが、1、2着馬は揃って参戦。
別路線組からも強烈なインパクトを残した馬もなく、やはり桜花賞組が中心となろう情勢。
前走桜花賞では、やや後手を踏んだスタートから、見事に差しきりを演じたマルセリーナ。
レーヴディソールの代役ではなく、十分に主役を担う事が可能であることを証明してみせた。
前走と同様のレースができるなら、当然ここでの本命視は致し方ない。
多少、折り合い懸念が残るだけに、距離延長と、輸送による馬体重、当日気配には気を配る必要があるだろう。不安定要素もないとはいえず、桜花賞ほど簡単ではないかも知れないが、現状これ以上の本命馬は不在。
問題はホエールキャプチャの扱いだった。どうしてもこの2強が人気になるだけに、素直にこの馬を対抗格に据えるのは正直抵抗があった。よほど▲印にしようかとも考えたが、今回のメンバーならやはりこの評価以下に落とせなかった。
これまでの実績も申し分なく、むしろ、本命馬の方が不確定要素は強いかもしれない。
つけいる隙があるとすれば、やはり距離だろう。折り合い懸念のある方でもなく、後方からの差し馬だけにペースが遅くなりそうな今回、あまり影響は少ないとは思える。ただ、それでも父クロフネという点は、距離という点でやはり一抹の不安を抱かずにはいられない。
不安要素もあるとはいえ、マルセリーナとホエールキャプチャは強力。
そこに割って入るならやはり内枠先行馬。さらに勢いのある外国人ジョッキーが駆るとなれば、ハブルバブルは怖い存在。最内枠というのはやや計算外も、うまく内枠を先行できれば、後方の2強を凌ぎきり、ゴールすることも十分に可能なはず。
戦ってきた相手とその着差を考慮すれば、それほど気後れする実績ではない。
前走のわすれな草賞はハイペースの高時計決着でレベルはかなり高い。当然そのレースの勝ち馬エリンコートは侮れないだろう。事実、このレースでエリンコートに敗れたシシリアンブリーズや、ハッピーグラスはそれぞれ次走のトライアルでも好走している。
マルセリーナとホエールキャプチャの2強だけが目を奪われがちで、他馬では探した際に最も魅力に映った。騎手の手替わりがないのも好感。
前走、桜花賞ではあわや馬券にからむかの見せ場をつくったメデタシ。
走破時計とレース内容からフロックとは言えず、十分に実力を秘めているとみていいだろう。
ここ3走、34秒台に上がりをコンスタントに繰り出しており、レースをこなすたび成長してくる勢いが怖い。ただ、馬体的にはギリギリ。これ以上の馬体減は好ましくない。
超良血馬、グルヴェイグ。もしこの馬がこのレースを勝てば、ダイナカール、エアグルーブとの3代制覇というとんでもない大偉業になる。良血馬らしい重厚感があるが、反面、勝ち味に遅い印象もある。ただ、前走の33秒台の末脚は秀逸で、ここで一気に良血開花のシーンも。
東京巧者というとクロフネよりもジャングルポケットよりもテレグノシス。
取り立てて根拠があるわけではないが、その仔、マイネイサベルがどうにも気になる。
早い流れで大敗をしないしぶとさがあり、ペースが落ちる今回、左回りで化けるか、あるいは大敗か、是非注目したい。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
---|---|
3連単
軸2頭マルチ: 09=12 →01,04,02,16,17 (30点) |
2強絶対ではない。マルセリーナとホエールキャプチャには克服すべき課題や不安点もある。たが、距離が伸びたとはいえ、それゆえのスローペースになる情勢で、結局は上がりの攻防になる可能性が高い。となれば、単純に上がりの切れ脚勝負となり、その点において、距離実績よりも単純に桜花賞の上位組が優勢と言わざるを得ない。 馬券は3連単2頭軸マルチながし。 |