2017/12/24 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ☆ | ヤマカツエース | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 | 差 |
1 | 02 | ○ | キタサンブラック | 牡5 | 57.0 | 武豊 | 逃 |
2 | 03 | クイーンズリング | 牝5 | 55.0 | 替ルメール | 差 | |
2 | 04 | ブレスジャーニー | 牡3 | 55.0 | 替三浦皇成 | 差 | |
3 | 05 | トーセンビクトリー | 牝5 | 55.0 | 替田辺裕信 | 差 | |
3 | 06 | サトノクロニクル | 牡3 | 55.0 | 替戸崎圭太 | 先 | |
4 | 07 | △ | シャケトラ | 牡4 | 57.0 | 福永祐一 | 差 |
4 | 08 | ☆ | レインボーライン | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 | 差 |
5 | 09 | サクラアンプルール | 牡6 | 57.0 | 蛯名正義 | 先 | |
5 | 10 | ☆ | シュヴァルグラン | 牡5 | 57.0 | ボウマン | 先 |
6 | 11 | ルージュバック | 牝5 | 55.0 | 替北村宏司 | 先 | |
6 | 12 | △ | サトノクラウン | 牡5 | 57.0 | 替ムーア | 差 |
7 | 13 | ▲ | ミッキークイーン | 牝5 | 55.0 | 浜中俊 | 追 |
7 | 14 | ◎ | スワーヴリチャード | 牡3 | 55.0 | M.デムーロ | 差 |
8 | 15 | カレンミロティック | セ9 | 57.0 | 替川田将雅 | 先 | |
8 | 16 | サウンズオブアース | 牡6 | 57.0 | 替C.デムーロ | 差 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
MS ミドルスロー |
先行有利なコース形態だけに、内と前の取り合いはある程度激化する。 |
信頼度
C ヒモ穴注 |
およそ勝ち馬に大きな波乱はないとみるものの、連下には穴馬のツッコミも要警戒。 |
予想本文
~ 有終の1枠 ~
キタサンブラックのラストラン。芸能人馬主の馬、どうみても短距離の血統。私にとってはどうにも買いにくい馬で、何度も振り回されっぱなし。しかし残した実績は紛れもなく名馬のそれ。ドラマ好きの有馬記念はやはりこの馬をどう終わらせるのだろうか。今年の漢字は「北」。そして枠順はこの馬の象徴である1枠。フラグが揃いすぎてて逆に怖い。
3歳馬筆頭格スワーヴリチャードを本命に。ダービー2着後、復帰戦を見事に勝利。強力の鞍上を得て、一気に有力馬に躍り出た。何気に大きく負けたの皐月賞のみ。ダービー馬レイデオロはジャパンカップでキタサンに先着となれば、いやでも注目は集まる。やはり何より、M.デムーロ騎乗馬というだけで理由としては十分。外枠を引いたのはかなり痛いところだが、古馬より軽い斤量を活かして、好位からおそらく前にいるであろう大目標を捉えたい。
死角は大いにある。というのがキタサンブラックの評価。惨敗した宝塚記念後、秋の天皇賞では強い競馬を見せたが、超不良馬場という特殊な条件で時計のかかったレース。この馬の強さは今も十分なものではあるが、やはり前に行く馬だけに目標にされやすく、潰す攻略法もある程度露呈している。しかし…今回は他馬にそれだけの地力のある馬がいない。また、有力と思える馬も軒並み外枠で、競りかけることができる馬もいないだろう。結論としては、勝てないかもしれないが、複勝圏内は超高確率で安泰ということになる。
ミッキークイーンは牝馬扱いしてはならぬ。その地力はかなり高く、昨年のこのレース、そして宝塚記念と、両グランプリでの好走がそれを物語る。前走、エリザベス女王杯では敗れてしまったが、猛追届かずの展開で、全く悲観する内容ではない。外枠、追い込みと、このレースには不向きな条件が揃うが、それでもこの評価。
有馬記念はヒモ穴で高配になることが多い。ならば、シャケトラが面白そう。東京での前2戦のG1では、まるで話にならない大敗。だが、実績ある中山なら変わり身あっても驚けない。距離にも不安なく、時計がかかるようなら波乱の立役者にもなりえる。
前走不可解な敗戦を喫したサトノクラウン。激走の反動とも言えなくはないが、キタサンブラックは格好を付けただけに悪目立ちした。だが、時計のかかる中山に変わることはこの馬にとってはプラス。距離は少々気になるが、巻き返しは十分ありえる。
ジャパンカップで鮮やかな勝利を収めたシュバルグラン。持ち味はやはり東京コースといえ、器用さのいるこのレースへの適性にはやや疑問符がつく。実力はもちろん上位も今回は押さえまで。
昨年このレース4着の実績が光るヤマカツエース。今秋はどうも調子が出ないが、この時期から調子が上向く馬。得意コースにかわって、最内枠。好走条件は揃った。
レインボーラインは菊花賞ではサトノダイヤモンドとエアスピネルに割り込んでの2着。その後のG1レースでも大崩れなくほとんど上位入賞を果たしており、侮れない一頭。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 14=02 →13,07,12,10,01,08 (36点) 14=13 |
ほぼキタサンブラックと決めていたところではあったが、追い切りをみてスワーヴリチャードを本命に切り替えた。キタサンはラストランに向け渾身の仕上げと思われるが、全盛期よりは陰りがあるとみる。それでもかなり高い次元であり、ここを捉えるのはM.デムーロであり、3歳の若さであるとみる。馬券は3連単2頭軸マルチ、スワーヴ軸で相手はキタサンをメインも、ミッキークイーンに相手をかえても勝負したい。ヒモもできるだけ手広く行きたい。 |