2020/5/24 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 01 | △ | デゼル | 牝3 | 55.0 | D.レーン | 差 |
1 | 02 | ○ | クラヴァシュドール | 牝3 | 55.0 | M.デムーロ | 差 |
2 | 03 | ▲ | アブレイズ | 牝3 | 55.0 | 藤井勘一郎 | 先 |
2 | 04 | ◎ | デアリングタクト | 牝3 | 55.0 | 松山弘平 | 差 |
3 | 05 | ホウオウピースフル | 牝3 | 55.0 | 替内田博幸 | 先 | |
3 | 06 | ☆ | リアアメリア | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | 差 |
4 | 07 | ウインマイティー | 牝3 | 55.0 | 替和田竜二 | 先 | |
4 | 08 | スマイルカナ | 牝3 | 55.0 | 柴田大知 | 逃 | |
5 | 09 | インターミッション | 牝3 | 55.0 | 石川裕紀人 | 差 | |
5 | 10 | ミヤマザクラ | 牝3 | 55.0 | 替武豊 | 差 | |
6 | 11 | ☆ | リリーピュアハート | 牝3 | 55.0 | 福永祐一 | 先 |
6 | 12 | マジックキャッスル | 牝3 | 55.0 | 浜中俊 | 差 | |
7 | 13 | ウーマンズハート | 牝3 | 55.0 | 藤岡康太 | 差 | |
7 | 14 | フィオリキアリ | 牝3 | 55.0 | 替田中勝春 | 追 | |
7 | 15 | チェーンオブラブ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 | 追 | |
8 | 16 | ウインマリリン | 牝3 | 55.0 | 替横山典弘 | 先 | |
8 | 17 | △ | マルターズディオサ | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 | 先 |
8 | 18 | ☆ | サンクテュエール | 牝3 | 55.0 | C.ルメール | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
M ミドル |
特に引く馬はいないが、それなりに流れる。後続馬も早め仕掛けが必要で、やはり上がりは速くなりそう。 |
信頼度
C 上位混戦 |
有力各馬の差は拮抗。前走大敗からの巻き返しの可能性も。 |
予想本文
~ 重の桜から良の樫 ~
桜花賞との連動性は高いオークスだが、今年の桜花賞は重馬場の中で行われた。そこで際立った強さをみせたデアリングダクトだが、この舞台に変わって、他馬の巻き返しがどこまであるのか、はたまた別路線組の無敗馬か。
デアリングタクトが桜花賞でみせたパフォーマンスはやはり評価しなければならない。ぬかるむ馬場をあの位置から届かせた豪脚。その内容には十分な説得力があるし、距離うんぬんを問うレベルでもないだろう。どちらかといえば、気になるのは今の高速東京コース。いくら直線長くとも、前がとまらない今の東京コースでは桜花賞のような勝ち方は難しい。初遠征も含めて、乗り方は案外難しいはず。その課題がクリアできれば当然、勝ち負け。
安定感を買ってクラヴァシュドールを相手筆頭。前走、桜花賞4着は、他馬が軒並み着順を落とした中、不利もありながら、むしろよく頑張ったと言えよう。距離については微妙なところだが、ハーツクライ産駒で血統的にはこなせる下地。追い切り内容も素晴らしく、1勝馬ながら、この完成度の高さはこのメンバーでは抜けており、高い安心感がある。
無敗馬の中では一番地味なアブレイズが意外に面白い。キズナ産駒らしく、ちょっとチャカチャカしたところが目立つし、左回り、東京コースに対応できるかも疑問。ただ、先行して押し切る形は今の東京にぴったりで、スタミナも十分あり、実にオークス向き。別路線組だが、折り合いつけば上位賑わす可能性はあるはず。
桜花賞では期待していたマルターズディオサだが、案外な結果に終わってしまった。チューリップ賞での勝ちっぷりとは程遠い内容で、やはり馬場が堪えたとしか思えない。であれば当然今回は巻き返しが期待できるはずなのだが、距離不安のせいか、人気的には盲点になっており、逆に馬券的には旨味がある。
2戦無敗のデゼル。すでに東京コースを経験しており、信頼できる鞍上も得た。3ハロン32.5という驚異的な上がりを記録した前走は圧巻の一言。ただ、スローの上がり勝負になっての結果だっただけに、淀みなくペースが流れるG1の舞台に対応できるのか一抹の不安も残る。間隔も詰まっているので、少し割り引いたが、かなりの素質馬であることは間違いない。
桜花賞が特殊な条件だけに、サンクチュエールも十分巻き返しの余地がある。大外枠はいただけないが、東京コースに実績があり、牡馬混合重賞2着は立派で、何より強力な鞍上。
桜花賞も惨敗してしまったリアアメリア。かつての実力馬も、早熟の声が上がっているが、良馬場の左回りでもう一度。ここは正念場だけに仕上げには抜かりないはず。
当初から、このオークスを目標に調整されてきたリリーピュアハートも怖い。すでにこのコースで勝利実績があり、適性はいわずもがな。前走の内容も侮れないもの。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 04=02 →03,17,01,18,06,11 (36点) 04=03 |
現時点で、あまりに圧倒的人気であることにはやや辟易しているものの、あの桜花賞をみたら、やはりデアリングダクトの本命は仕方ない。ただ、絶対の頭本命視はやや危険で、馬券上の連軸的要素が強い。したがって3連単はマルチで。相手が難しいところだが、安定感あるクラヴァシュドール、一発あるアプレイズで勝負。個人的にはマルターズディオサ、デゼルともまだ決めかねており、当日気配にも注目したいところ。 |