2021/5/16 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
馬柱
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 脚 |
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1 | 01 | ▲ | マジックキャッスル | 牝4 | 55.0 | 替戸崎圭 | 差 |
1 | 02 | シゲルピンクダイヤ | 牝5 | 55.0 | 和田竜 | 差 | |
2 | 03 | クリスティ | 牝4 | 55.0 | 斎藤 | 逃 | |
2 | 04 | イベリス | 牝5 | 55.0 | 酒井 | 先 | |
3 | 05 | △ | デゼル | 牝4 | 55.0 | 川田 | 差 |
3 | 06 | ◎ | グランアレグリア | 牝5 | 55.0 | ルメール | 差 |
4 | 07 | マルターズディオサ | 牝4 | 55.0 | 田辺 | 先 | |
4 | 08 | ランブリングアレー | 牝5 | 55.0 | 替吉田隼 | 差 | |
5 | 09 | ☆ | テルツェット | 牝4 | 55.0 | Mデムーロ | 差 |
5 | 10 | レッドベルディエス | 牝5 | 55.0 | 替石橋脩 | 差 | |
6 | 11 | ☆ | ダノンファンタジー | 牝5 | 55.0 | 藤岡佑 | 先 |
6 | 12 | ○ | サウンドキアラ | 牝6 | 55.0 | 松山 | 先 |
7 | 13 | プールヴィル | 牝5 | 55.0 | 三浦 | 差 | |
7 | 14 | ディアンドル | 牝5 | 55.0 | 団野 | 先 | |
7 | 15 | アフランシール | 牝5 | 55.0 | 替大野 | 追 | |
8 | 16 | リアアメリア | 牝4 | 55.0 | 福永 | 差 | |
8 | 17 | ☆ | スマイルカナ | 牝4 | 55.0 | 柴田大 | 先 |
8 | 18 | △ | レシステンシア | 牝4 | 55.0 | 替武豊 | 先 |
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
*替 は騎手乗り替わり
予想ペース
H ハイ |
どうしてもと行くというほどではないが、先行勢が多数。近年には珍しいハイペース予想。差し馬台頭に注意。 |
信頼度
C 軸不動 |
この舞台、このメンバーなら負けられない本命馬。ただヒモ争いは高いレベルで混戦か。 |
予想本文
~ 失意の短距離女王 ~
牝馬限定のマイル戦。安田記念が控えているため、その前哨戦的な要素が強そうにみえる。しかし、意外と中長距離向きの牝馬もここに挑んでくるため、しばし、人気を裏切る場面もよく見るこのレース。今年も復権にかける女王がここに挑むが、短距離には絶対の自信のある女王だ。絶対に負けられない戦いのプレッシャーに打ち勝てるかが見どころとなりそう。
短距離なら、かのアーモンドアイを上回ることを証明してみせたグランアレグリアだが、前走の敗戦はやはりショック。再び適距離に戻り、しかも相手は牝馬オンリー。ここは絶対に負けられないところだが、前走の敗因が一概に距離や馬場だけに求めてよいものかはまだ一抹の疑問もある。だが、追い切り状態を見る限り、全く不安はないといっていい様子。言い訳の効かない舞台で、勝利のみが要求される舞台。ここは素直にその姿を拝みたい。
一強体制とはいえ、取り巻き陣も豪華メンバーの中、比較的地味なサウンドキアラを対抗格に抜擢したい。昨年のこのレースではアーモンドアイに4馬身ちぎられたとはいえ、しっかり2着確保。その後、振るわず2桁着順が続いたが、暮れの阪神Cでは復活の兆しを見せた。さらに前走、高松宮記念の内容もよく、一時のスランプは脱していそう。重賞3連勝で臨んだ昨年とは随分注目度が違うが、その分、気楽に挑める事ができ、人気的にもここは狙ってみたい。
果敢に内を突き、馬群を抜けてきた前走のマジックキャッスル。その上がりは最速で、勝ち馬であるデゼルよりもインパクトある内容だった。今回、舞台を東京に移し、決して前走のような展開とはならないだろうが、幸い差し馬に分がありそうなメンバー構成。極端な後方でなければ、自慢の末脚が披露できそう。決してマイラーというタイプではないが、高速決着にも対応できる。
地力、実績ではレシステンシアも筆頭候補。長い直線があるため意外に思えるが、実は東京マイル戦は先行勝ちが多く見られ、逃げ切りも十分可能。スプリント実績があり高速決着も問題ない。3走前の阪神でのマイルCSは大敗したが、東京な見直さねばならない。ただ、大外枠はともかく、今回は先行勢が揃いすぎの感も。好位差しができることが条件にはなりそう。
オークスでは期待を裏切ったデゼルが、短距離戦線に路線を変えて本格化ムード。前走は実にきれいな勝ち方で、時計も非常に優秀。良血開花を思わせる内容だった。とはいえ、本質的にはやはり中距離以上のこその馬。目覚ましい躍進には目を細めるが、中距離タイプの馬はこのレース向きではないため、少しだけ評価を下げた。
ダノンファンタジーは初のスプリント戦で、かつ重馬場だったG1戦こそ大敗してしまったが、マイル以下に限れば5着以下がない堅実な実績がある。久々勝利となった阪神Cの内容も秀逸で、決して侮ってはいけない。
4連勝と勢いにのるテルツェット。その分、人気を背負うのは少々いただけないが、前走も楽勝の内容だった上に、東京マイルは2戦2勝。時計の裏付けもあり、さすがに無視はできない。
スマイルカナも穴で一考。東京では今ひとつも、マイル実績は豊富な実力馬。さすがに前走は負けすぎの感もあるが、それだけに何らか別の度外視要因があったかも知れず、一変がないとは言い切れない。
馬券と総評
推奨馬券 | 総評 |
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3連単 軸2頭マルチ: 06=12 →01,16,05,11,09,17 (36点) 06=01 |
グランアレグリアはさすがにここでは負けてはいけない。それでも波乱があるのが競馬だが、まず軸としては不動だろう。完全にヒモ争いの様相だが、古牝馬G1のセオリー通り、格下レースの連勝馬より、実績馬に重きを置きたい。相手筆頭には復調気配が伺えるサウンドキアラ、前走見どころ、マジックキャッスルを脇に3連単マルチながしで勝負。グランの1着ながしも手だが、そこは配当次第。 |